私たちの身体にはホメオスタシス(生体恒常性)という、常に一定に保とうとする働きがあります。わかりやすいのは、夏になると汗をかき、体温を一定の温度に保っています。
皮膚の場合では、水分と油分、ミネラル、酵素、pH(水素指数)などがベストな状態に保とうとしており、このバランスは壊れると目に見えてお肌に現れ、角質の水分が減少して乾燥したり、バリア機能が低下したりするため荒れ肌になり、酷い場合は皮膚炎を起こします。
この皮膚炎を起こす原因の一つに常在菌が原因の場合があります。赤ちゃんと40代〜60代に多い「脂漏性皮膚炎」は有名な常在菌による皮膚炎です。普段は無害な常在菌が皮脂や汗などの分泌物が増えると菌が増殖してしまい、かゆみが続いて発症すると治療に時間がかかります。
常在菌とは
皮膚の表面には沢山の「常在菌」が棲み着いています。その数は1c㎡に数十から数十万あると言われ、約20種類、数百億もの常在菌が目に見えずに存在します。皮膚を守る良い働きをするものが多く、美肌のためには大切にしなければなりません。特にお顔に存在する常在菌で代表的なのは、「表皮ブドウ球菌」、「アクネ菌」「黄色ブドウ球菌」の3種類があります。
「表皮ブドウ球菌」は汗や皮脂などと混ざり、グリセリンや脂肪酸などの保湿成分を生成し、肌荒れやアトピー性皮膚炎などを引き起こす「黄色ブドウ球菌」を退治する大切な役割を担っています。
「アクネ菌」はニキビの原因となるので有名ですが、酸素を嫌うために毛穴や皮脂腺の中に存在しており、皮膚を有害菌から守る役割があります。アクネ菌が悪いのではなく、アクネ菌が繁殖しすぎることが悪いようです。アクネ菌が繁殖するのは皮脂分泌が過剰な時で、毛穴を刺激します。これがニキビの原因になり、皮脂分泌が過剰な思春期にニキビ肌になりやすいのもこのためです。
常在菌はそれぞれ存在する菌のバランスが壊れた時に皮膚トラブルになります。常在菌のバランスを壊さないためには、常在菌と上手く付き合い、表皮ブドウ球菌を減らさないようにすることです。色々な原因が重なり、ある日突然、皮膚炎を発症することもあり、発症してしまうと治っては発症する、その繰り返しになる場合がありますので注意が必要です。
常在菌を整える化粧品
常在菌を整えるためには刺激の低い化粧品を使いましょう。洗顔は1日に1〜2回ほどにとどめ、例えニキビがあっても洗顔のしすぎには注意が必要です。
H・AZURの「アクアラヴィ ハイドロジェル」はこの常在菌に着目して作りました。
これは完全にノンケミカルで製品化し、お肌に負担かかる界面活性剤、防腐剤、着色料などは一切配合していません。水分と油分を含んでいるためどうやって乳化させているのか、どうして腐らないのかと疑問に思う声も頂いているほど難しいことなのです。
この「アクアラヴィ ハイドロジェル」には200種類の「ナチュラルバクテリア菌」を配合しています。これは酸素を好む「好気性」が55%、酸素を嫌う「嫌気性」が45%の比率で出来ています。
この「ナチュラルバクテリア菌」が乳化剤になり、さらに防腐剤の役割をしているのです。皮膚に膜を作るとも言われており、美肌には強い味方です。
この「アクアラヴィ ハイドロジェル」は美肌効果があると言われているライスパワーの力を利用して、米を炊いてからジェル状にしたという特許を取っている米ゲルを使用しています。これは食べられる米ゲルで、味も大変美味しいものです。
この米ゲルと水素の軌道に電子を入れた高密度の電子水、ナチュラルバクテリア菌を絶妙な配合で試行錯誤を繰り返し完成させたのが「アクアラヴィ ハイドロジェル」化粧品です。
常在菌のバランスが気になる方、皮膚のバリアが気になる方、ニキビ肌が気になる方、アトピー性皮膚炎でお困りの方、お肌に優しい成分を探し求めている方などに特にオススメです。